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連絡帳

sssahiro@gmail.com

ほんのちいさなきっかけだとしても、わたしは大事に大事に水をやり屋根を与え愛をかけて立派なかなしみに育てあげてしまう。

些細なことほど気になるもので、ゆるやかだけど、確かに淡々と、着々と、積もっていくさらさらの砂たちは両手ですくい上げても指の隙間からこぼれ落ちるのです。

 

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星の見える夜も、見えない夜も、手を繋いで、どこまでも、どこまでも、月の明かりに、照らしだされた、その横顔を、こっそり見上げて、なんにも言わず、履きなれた靴で、地面を踏みしめて、朝から逃げるように、しっかりと、歩いていくよ。