連絡帳

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肩凝りのような

珈琲を飲まない理由はわたしが子供だからではなくてもうすでにそういう決まりごとができ始めているからです。まだこれは自分一人の問題だから許せるけれど、他人との間にそういう決まりごとが現れ始めると途端にうんざりしてくる。川はもちろん戻ってこないけど、寄せては返す海の波だって毎回違う。それに比べて沼の、底の見えない空も映らない重苦しい沼のほとりに立たされたようないたたまれない気持ちにはできればなりたくない。埃っぽい空港の端っこの椅子に小さく座り、リュックから出した潰れた菓子パンをコソコソとちぎっては口に入れ、ほとんど噛まずに飲み込む。€42&w.>3ヌ_|5☆み×1%ッ$|^にとってのわたしは日常なのか、はたまた非日常なのかが気になっている。浮わついた心と淡々と進む秒針。熱の中で撫でた寝言が思い出せない。