連絡帳

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またひとつ年を重ねて母がわたしを産んだ年になった

当たり前に母としての彼女しか知らないけど、24歳の女の子だった時の彼女は今のわたしと同じように生活の中にある小さな躓きや煌めきに泣き笑い、薄い膜のような不安や根拠のない自信を抱えていたんだろうか わたしはまだまだ甘ったれたわがままな子供で、人に愛されることだけはいっちょまえに覚えたけど自分以外の誰かを身を切ってでも愛そうなんて到底思えないところにいる 16歳になって結婚が許されても、18歳になってエッチなものが見れるようになっても、20歳になって責任が自分のものになっても、22歳になって社会人って言われても、24歳になって母がわたしを産んだ年になっても全然大人になれた気がしないまま いったいいくつになったらわたしは大人になれるんだろう バブー 子供のままおばあちゃんになって死んでゆくのかしら 我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのかって感じです 大人の自覚がないながらも毎年毎年確実に年をとっていくことは事実としてあって、「まだ若いんだから大丈夫」って言われるたびにいくつになったら大丈夫じゃなくなるんですか?若いって何歳までのことですか?男性と女性で違いますか?あなたは大丈夫なんですか?そもそも大丈夫って何?あんた誰だよって思ってる わたしが大丈夫かどうかなんてわたしが決めることなのであなたはあなたの人生に集中してくださいと言いたい そう 全てはわたしが決めることなので大丈夫です 全然大丈夫 なにもかも