連絡帳

sssahiro@gmail.com

0:38

ゆるゆると背骨の真ん中が動くような、気味の悪くも心地良い浮遊感に埋もれて、ふかふかの毛布の中で微かに汗ばむ足の裏を、外みたいに冷えた白い壁にくっつけて、高い部屋のベランダから見た朝焼けの、宇宙が透けて見えてるみたいな空の色を思い出して、冷たい風が運んでくる遠くの電車の音に耳を傾ける。すぐに神様を探したがる。…湿った土にずぶずぶと指を突っ込む。よぉく見てごらん。魚が集まってきているのがわかるかい?